チュートリアル

前提条件

このチュートリアルでは、Linux サーバーへの SSH 接続を通じて、ターミナル操作を記録する方法を紹介します。 GetTerm を使用する際、sudo コマンドを多く使用する場合がありますので、接続ユーザーに sudo 権限を付与してください。

sudo usermod -aG wheel <ユーザー名>

本チュートリアルでは以下のサーバー接続例を使用します:

  • IP アドレス : 192.168.40.131

  • OSユーザー : frsw3

まず、ダウンロードしたフォルダから getterm.exe を起動してください。

作業手順の開始

  1. SSH 接続設定を行う

    アクティビティバーから [SSH] アイコンをクリックし、 SSH HOSTS ビューの画面左上の「Edit」をクリックします。

    SSH Host

    以下のようにホスト情報を記入してください。

    Host vmtest01
        HostName 192.168.40.131
        User frsw3
    

    保存後、リストから作成したホストを右クリックし「Getterm : Open terminal」を選択します。

  2. パスワードの入力とシェル選択

    接続時にパスワードを入力してください。

    Enter password

    シェルの種類を選択する画面では bash を選択します。

    Select login shell
  3. シェル統合 API の読み込み

    接続後、以下のようにシェル統合スクリプトが自動でロードされます。

    Load Shell Integration API

    ターミナル画面の左下側にコマンドマーカー(〇)が表示されれば、 準備完了です。

    永続化設定として、以下を .bash_profile に追加してください。

    echo source "$HOME/.getterm/vscode-shell-integration.sh" >> ~/.bash_profile
    

ノートブックの作成

  1. Ctrl + Shift + P を押してコマンドパレットを開き、「create new terminal notebook」と入力します。

    Create terminal notebook
  2. 表示されたコマンドでノートブックを作成し、ファイル名は「VM操作テスト」とします。

  3. ノートブックのメニューから「Select session」を選択し、キャプチャー対象のターミナルを選びます。

    Select Session

ターミナル操作の記録

  1. Ctrl + Shift + K を押すことでターミナルを全画面表示に切り替えられます。

    Ctrl + Shift + K を再度押すことで元の2画面に戻ります。

    注釈

    通常はターミナルの全体画面を使用してください。

  2. 以下の操作例を実行し、ターミナル操作を記録してみましょう。

    • 見出しの挿入

      Ctrl + Shift + L → 「Heading 2(##)」 → 「ホスト名とIPアドレスを編集」と入力

    • /etc/hosts 編集

      ターミナル画面から以下を入力します。

      sudo vi /etc/hosts
      

      以下例の通りIPアドレスとホストの行を編集します。 編集例:

      192.168.40.131 vmtest01
      

      保存終了時、「Yes」でダウンロードを確認します。

      vi download

      Ctrl + Shift + K を押して、ノートブックを表示すると以下画面となります。

      vi note

      「Download file here」をクリックすると編集ファイルが確認できます。

  3. ping コマンドの実行とトラブル対応

    • Ctrl + Shift + L で見出し追加:「ping で疎通確認」

    • ターミナルから以下を入力

      ping vmtest1
      

    ここでは誤ったホスト名でpingを実行してエラーとなりました。 想定外の操作となったため、調査のための見出しを追加します。

    • Ctrl + Shift + L で見出し追加:「ping 不通調査」

    • 正しいホスト名で ping を実行し、Ctrl + C で停止します。

      ping vmtest01
      

    注釈

    ターミナル操作では意図しない動作や調査が発生しがちです。 ノートブック上で見出しやコメントを活用し、操作の意図や調査過程を記録することを推奨します。

    ChatGPTなどで調査した内容がある場合も、該当セルに記載しておくと便利です。

    • ノートブックは以下の表示となります。

      ping note
  4. ターミナル操作終了

    • ターミナル画面から Ctrl + D でログアウトし、キャプチャーを終了します。

操作の振り返りとエクスポート

この手順では、ターミナルでの操作履歴を Excel にエクスポートし、想定外の操作や調査の記録を整理します。 特に障害対応や原因調査時のメモを残すことで、後からの振り返りやナレッジ共有に役立ちます。

  1. Ctrl + Shift + P を押してコマンドパレットを開き、「Export to Excel」と入力して実行します。

    Export to Excel
  2. 実行オプションは既定のままで問題ありません。

    Export to Excel
  3. Excel ファイルの Misc 列には、以下のような形式でメモを記載することをおすすめします:

    備考欄の記入例:

    • make html ではなく、正しくは make.bat html

    • requirements.txtsphinx_rtd_theme==1.0.0 の記述に誤りがあり修正

    • sudo vi 実行後に保存忘れで変更反映されず、再編集が必要だった

    • ping が通らなかったため、/etc/hosts の IP を確認・修正

    • 誤って root ユーザーで作業したため、パーミッションを修正

    • dnf install で依存エラー発生、リポジトリ設定を見直して解決

こうしたメモを残すことで、同様の作業時に再発防止・手戻りの削減につながります。